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夜になると屋根の上をドスドスと歩く音がする。庭の柿やビワが、食べかけのまま落ちている。そんな日が続くと、正体が気になって落ち着きませんよね。
結論から言うと、ハクビシン対策は「正体を確かめる」「寄せつけない」「追い出してから入口を塞ぐ」の順番で進めるのが近道です。捕まえるのは法律で許可が要るので、自分ではやらないでおきましょう。
この記事を読むと、鳴き声やフンでの見分け方から、自分でできる対策と業者に頼む目安まで分かります。
その足音、ハクビシン?鳴き声・フン・足あとで見分ける
天井裏の音だけで正体を決めるのは、実はかなり難しいんです。ネズミやイタチ、アライグマも夜に動くので、いくつかの手がかりを組み合わせて考えます。
『猫が屋根に乗っているだけかも』と思う方も多いはずです。ただ、音が屋根の上ではなく天井の中から聞こえるなら、家に入り込んでいる可能性があります。
鳴き声は猫に似た高い声
アズサポートの公式サイトでは、ハクビシンの鳴き声を「キーキー」「ギャー」といった威嚇するような声や、「キューキュー」という声だと説明しています。猫に似た高い声と言われることが多いですね。
イタチも「キーキー」と高い声で鳴くので、声だけで決めるのは難しいところです。夜に聞こえた声は、日時とあわせてスマホで録音しておくと、相談の時にそのまま役に立ちます。
フンは果物の種が混じりやすい
ハクビシンのフンは、5〜15cmほどの細長い棒状で、果物の種や毛が混じることが多いと公式サイトに書かれています。甘い果物が好きなので、種が手がかりになりやすいんです。
もうひとつの特徴が「ため糞」です。決まった場所にフンや尿をためるので、天井の同じ場所にシミが広がっていく時は、上にフンがたまっていることも考えられます。
足あとは猫に似ている
前足も後ろ足も指は5本で、猫の足あとに似ていると公式サイトでは説明されています。雨どいのまわりや、ほこりのたまった物置の床を見てみると、あとが残っていることがあります。
アライグマも指は5本ですが、指が長くて人間の子どもの手形のようなあとになります。ここは見分ける時の大きな違いです。アライグマの見分け方と法律のルールはアライグマ駆除と対策|外来生物法のルールと家に入れない工夫で紹介しています。
| 手がかり | ハクビシン | イタチ | アライグマ |
|---|---|---|---|
| 見た目 | 額から鼻にかけて白い線 | 細長い体に短い手足 | 目のまわりの黒い模様としまの尾 |
| 頭と胴の長さ | 50〜75cm | 25〜35cm | 40〜60cm |
| フン | 5〜15cmの細長い棒状。果物の種が混じりやすい | 5〜10cmの細長い棒状。毛や骨が混じりやすい | 棒状で5〜18cm |
| 足あと | 猫に似ている | 5本の指と肉球のあとがはっきり | 人間の子どもの手形に似ている |
| 目立つ被害 | ため糞のにおいとシミ、庭の果樹の食害 | 飼っている小動物が襲われる | 屋根や通気口をこじ開ける |
表の数字は、アズサポートの公式サイトの動物別ページに載っている値です。あくまで目安なので、ひとつの手がかりだけで決めずに、いくつか重なるかを見てみてください。
音以外のサインも見ておく
正体の手がかりは、音だけではありません。家の中と外を、次のような目で見てみてください。
- 部屋の中まで、けもののようなにおいがする
- 天井に雨漏りのようなシミが出て、少しずつ広がっている
- 庭の果物や家庭菜園の野菜が、夜のうちに食べられている
- 雨どいや外壁に、泥のついた足あとがある
『シミは雨漏りだと思っていた』という方も少なくありません。晴れの日が続いてもシミが広がる時は、天井裏に何かがいる合図かもしれません。
天井裏の音の聞き分け方は、天井裏・屋根裏から音がする時の正体と確かめ方でも詳しく紹介しています。

ハクビシンはなぜ家に来る?入り込みやすい場所
ハクビシンが住宅地に来るのは、エサと寝床が見つかるからです。公式サイトでは、森林や川の近くにすみながら、エサを求めて住宅地にも現れ、屋根裏や床下を巣にすることが多いと説明されています。
『うちは街なかだから関係ない』と思っていても、庭に実のなる木があれば、それだけで立ち寄る理由になります。食べ物があると覚えると、何度もやって来るんです。
木登りと綱渡りが得意
ハクビシンは、木登りや電線の上を歩くのがとても得意です。垂直な壁を登ることもあると公式サイトに書かれています。
庭木の枝が屋根にかかっていたり、雨どいが壁にそって伸びていたりすると、そこが屋根への通り道になります。
小さなすき間からでも入る
アズサポートの公式コラムでは、ハクビシンは直径3〜4cmほどのすき間があれば入ってくると説明しています。ゴルフボールが通るくらいの穴でも、油断できないということですね。
入り込みやすいのは、次のような場所です。
- 屋根と外壁のつなぎ目や、瓦のずれ
- 屋根裏の換気口や床下の換気口
- 配線を引き込むために開けた穴
- めくれた外壁や、傷んだ排気口のまわり
家の外まわりを、地上から双眼鏡やスマホのズームで見てみるだけでも、気になる場所が見つかることがあります。屋根に上がるのは危ないので、見るのは地上からにしておきましょう。
自分でできるハクビシン対策は「寄せつけない」こと
自分でできる対策の中心は、ハクビシンにとって居心地の悪い家にすることです。エサと隠れ場所を減らすだけでも、立ち寄る回数は変わってきます。
ここが大事なところです。追い出しや入口を塞ぐ作業より先に、まずは家のまわりから手をつけてみてください。
- 庭の柿やビワなどの果物は、熟す前に早めに収穫する
- 落ちた果物はそのままにせず、拾って片付ける
- 生ごみはふた付きの容器に入れ、収集日の朝に出す
- ペットのエサを外に出しっぱなしにしない
- 屋根にかかる庭木の枝を切っておく
- 家のまわりの草や、使っていない段ボール・タイヤを片付ける
- 家庭菜園は、ネットや柵で囲っておく
『こんなことで効果があるの?』と思うかもしれませんね。実は、ハクビシンが家に住み着くのは、その家が過ごしやすいと覚えたからなんです。
追い出しに成功しても、エサが残っていれば別のハクビシンがやって来ることもあります。予防は地味ですが、対策の土台になります。
庭の果樹と家庭菜園の守り方
ハクビシンは雑食ですが、特に果物や野菜を好むと公式サイトで説明されています。庭に果樹や家庭菜園があるお家は、ここを守るのが予防の中心になります。
実がなる時期は、取り残しをしないように早めに収穫しておきましょう。全部は取りきれない時は、木の下に落ちた実だけでもこまめに片付けると違います。
家庭菜園は、上までしっかり覆うネットが安心です。ハクビシンは木登りが得意なので、低い柵だけだと乗り越えられてしまうこともあるんです。
ご近所とそろえると、より効きやすい
果物の木や生ごみの置き場は、自分の家だけでなく近所にもあります。一軒だけ片付けても、隣の家にエサがあれば地域から離れにくいんです。
町内会の回覧や、ごみ置き場の使い方の見直しなど、できる範囲でご近所と声をかけ合ってみるのもひとつの方法です。
住み着いた時の追い出しの手順
すでに天井裏に住み着いていそうな時は、捕まえるのではなく追い出します。ハクビシンを傷つけずに追い出すだけなら、許可がなくてもできると公式コラムで説明されています。
大事なのは順番です。追い出して、いないことを確かめてから、最後に入口を塞ぎます。
- 足音や鳴き声の時間帯をメモし、出入りしていそうな場所の見当をつける
- 市販の忌避剤などを使い、においで居心地を悪くする
- 数日様子を見て、音がしなくなったかを確かめる
- 天井をたたくなどして反応がないことを確かめる
- いないと分かってから、侵入口を金網やパテで塞ぐ
公式コラムでは、ハクビシンが嫌がるにおいとして木酢液やハッカ油、ハクビシン用の忌避剤を紹介しています。使う時は、製品に書かれた使い方と換気の注意を守ってください。
塞ぐのは「いない」と分かってから
いちばん避けたいのが、中にいるまま入口を塞いでしまうことです。出られなくなったハクビシンが別の場所を壊して出ようとしたり、中で弱ってしまったりすることもあります。
春から夏にかけては子育ての時期でもあります。公式サイトでは、ハクビシンは1年に1回、春から夏にかけて出産すると説明しています。この時期は子どもが残っている可能性も考えて、無理に塞がないほうが安心です。
フンの片付けは身を守ってから
フンや尿には病原体が含まれることがあります。片付ける時は素手で触らず、マスクとゴム手袋、汚れてもよい服で作業しましょう。
ほうきとちりとりで集めて袋の口をしっかり結び、そのあと消毒用アルコールで拭いておくと安心です。天井裏の奥まで広がっている時は、無理に入らないでおきましょう。
- 箱わななどで捕まえようとする(許可が必要)
- 屋根の上に登って作業する(転落の危険)
- 中にいるか分からないまま入口を塞ぐ
- 姿を見かけても、近づいたり手を出したりする

捕まえる前に知っておきたい法律と自治体の窓口
ハクビシンは、鳥獣保護管理法の対象になっている動物です。狩猟以外で捕まえるのは原則禁止で、被害がある時などに自治体の許可を受けて捕獲する仕組みになっています。
『自分の家に入ってきたんだから、捕まえてもいいのでは?』と思いますよね。ただ、家の中の被害でも許可が必要な点は変わりません。
許可の窓口や手続きは、都道府県や市町村で違います。兵庫県の案内では、ハクビシンやアライグマの許可を市町村長に任せている例が紹介されています。
自治体ができることは地域で違う
自治体によっては、わなの貸し出しをしていたり、相談窓口で業者を案内していたりします。ただ、農作物の被害だけが対象の制度もあり、家の中の被害が対象になるかは地域で違います。
まずは、お住まいの市区町村のホームページか窓口で確かめてみてください。法律の考え方は鳥獣保護管理法とは?害獣を捕まえる時に許可が必要な動物、自分でできる範囲は害獣駆除は自分でできる?法律のルールと注意点で詳しく紹介しています。
補助金や火災保険が使えるかは、制度や契約で変わります。調べ方は害獣駆除の補助金と火災保険|使える制度の調べ方にまとめました。
ハクビシン対策でよくある悩みの傾向
相談サイトや自治体の案内を見ていると、ハクビシン対策でつまずくポイントには似たところがあります。よく見かける悩みを、傾向としてまとめておきますね。
まず多いのが、忌避剤で一度は静かになったのに、しばらくしてまた音がするという悩みです。においの効き目は時間がたつと弱まるので、入口が開いたままだと戻ってきやすいんです。
次に、侵入口がどこなのか分からないという声もよく見かけます。屋根の上や軒下など、地上から見えない場所にすき間があることも多いからです。
『屋根に登って塞げばいいだけ』と考えて、はしごで上がろうとして怖い思いをしたという話もあります。高い所の作業は、けがにつながりやすいので無理は禁物です。
市役所に相談したら、制度が農作物の被害向けで、業者の情報を案内されたという声も見られます。自治体の対応は地域で違うので、そうなることも多いと考えておくと気持ちが楽になります。
反対に、業者に調べてもらった人からは、侵入口の写真を見せてもらって納得できた、という声が目立ちます。どこから入っていたのか分かるだけでも、不安はかなり軽くなりますよ。
業者に頼む目安と相談先の選び方
自分でできる対策をしても音が止まらない時は、業者に相談するタイミングです。次のどれかに当てはまったら、一度見てもらうことを考えてみてください。
- 忌避剤を使っても、足音や鳴き声が何日も続く
- 天井にシミが出てきた、部屋までにおいがする
- 侵入口が屋根の上など、自分では届かない場所にありそう
- 天井裏の広い範囲にフンがたまっていそう
- 空き家や実家で、こまめに様子を見に行けない

相談先には、いくつかの形があります。どこが良い悪いではなく、頼みたいことに合わせて選ぶのがおすすめです。
| 相談先 | 頼めること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 市区町村の窓口 | 捕獲の許可や地域の制度の案内 | 法律や制度のことを先に知りたい |
| 害獣駆除の専門業者 | 調査、追い出し、侵入口の封鎖、フンの清掃や消毒 | 住み着いていて、家の中の対策までまとめて頼みたい |
| 何でも屋・便利屋 | 片付けや清掃など。内容は会社ごとに違う | 掃除や片付けを手伝ってほしい |
空き家や実家の場合は早めに
空き家や離れて暮らす親の家は、気づいた時には被害が進んでいることがあります。人の出入りが少ない家は、ハクビシンにとって静かで過ごしやすい場所だからです。
見に行けるのが月に一度ほどなら、近所の方に音やにおいの変化を気にかけてもらうのもひとつの手です。調査には立ち会いが必要なことも多いので、帰省の予定に合わせて相談しておくと動きやすいですよ。
見積もりで確かめておきたいこと
費用は、建物の大きさや被害の程度で大きく変わります。金額だけで決めず、何が含まれているかを同じ質問で比べると分かりやすいですよ。
- 調査や見積もりに費用がかかるか
- 侵入口の封鎖とフンの清掃が料金に含まれているか
- 再発した時の保証があるか、期間はどれくらいか
- 捕獲が必要になった時、許可の手続きはどうするか
費用の内訳の見方は害獣駆除の費用の内訳と見積もりで確かめたいこと、業者の比べ方は害獣駆除業者の選び方|見積もり前に比べたいポイントで紹介しています。
具体例として、アズサポートの場合
ここでは、ハクビシン駆除を頼める業者の一例として、アズサポート(運営: アズサポート株式会社)の公式情報を紹介します。東証上場のシェアリングテクノロジー株式会社のグループ会社です。
屋根裏・床下・建物の外まわりを調べて、フンや足あとなどの形跡と侵入口を写真や動画で見せながら説明してくれると公式に書かれています。見積もりの後でキャンセルしても、出張費や調査料はかかりません。
アズサポートのハクビシン駆除は、トウガラシなど天然由来の成分の忌避剤で追い出すのが基本です。捕獲が必要な場合は、狩猟免許を持つスタッフが許可を申請して対応すると案内されています。
追い出したあとは、パンチングメタルなどで侵入口を塞ぎ、フンや尿の清掃・消毒、ノミやダニの処理まで行います。作業時間の目安は約半日〜1日です。
| 項目 | 公式サイトの記載(2026年10月時点・税込) |
|---|---|
| 駆除・予防対策 2年保証プラン | 180,000円〜 |
| 駆除・予防対策 10年保証プラン | 260,000円〜 |
| 出張費 | 0円(プラン料金に含む) |
| 保証期間中のアフター | 毎年の点検と2年ごとの忌避剤の再散布 |
現場の状況で内容や金額が変わることがあるので、最新の料金は公式サイトで確かめてみてください。プランの見方はアズサポートの料金|2年・10年保証プランとオプション費用の見方で詳しく紹介しています。
受付は24時間365日で、電話とWEBフォームから申し込めます。夜に足音が気になって眠れない日が続いているなら、まずは無料の調査で正体と侵入口を確かめてもらうのが早いですよ。
アズサポート
まずは無料の現地調査で、何がどこから入っているか確かめる
アズサポートは現地調査・見積もりが無料で、見積もり後に断っても出張費や調査料はかかりません。電話は24時間365日受付です。屋根裏や床下の形跡と侵入口を写真や動画で見せながら説明してもらえ、最長10年の保証プランも選べます。
調査無料アズサポートの無料調査を見てみる(アズサポートの公式サイトに移動します)
よくある質問
ハクビシンかどうか、自分で確かめる方法はありますか?
鳴き声を録音する、フンに果物の種が混じっていないか見る、雨どいのまわりの足あとを探すといった方法があります。ひとつの手がかりで決めず、いくつか重なるかを見るのがおすすめです。フンは素手で触らないでください。
ハクビシンを自分で捕まえてもいいですか?
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、捕まえるには自治体の許可が必要です。自分で判断せず、お住まいの市区町村の窓口に確かめてください。傷つけずに追い出すことは、許可がなくてもできます。
忌避剤だけでハクビシン対策はできますか?
においで一時的に追い出すことはできますが、効き目は時間とともに弱まります。いないことを確かめてから侵入口を塞ぎ、庭の果物や生ごみも片付けておくと、戻ってきにくくなります。
子どもがいる時期は、どうすればいいですか?
ハクビシンは春から夏にかけて出産すると公式サイトで説明されています。子どもが残っていそうな時は、無理に入口を塞がず、業者や自治体の窓口に相談すると安心です。
まとめ
- ハクビシンは猫に似た高い鳴き声、果物の種が混じりやすいフン、猫に似た足あとが手がかり
- 自分でできる対策は、果物・生ごみ・庭木の枝など、エサと通り道を減らすこと
- 追い出してから、いないことを確かめて最後に侵入口を塞ぐ
- 捕まえるには鳥獣保護管理法の許可が必要。窓口は自治体ごとに違う
- 音やシミが続く、侵入口が高い所にある時は、業者の無料調査で確かめてもらう





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